この度川根本町伝統文化伝承館『時愛(ときあ)』の落成式が行われました。
当日は、重要無形民俗文化財「徳山の盆踊」や川根高校郷土芸能部による太鼓演奏が披露されました。
　
ここは、地域の伝統芸能を後世に受け継ぐことを目的に建てられたもので、防音の練習場や、会議室、倉庫を備え、屋外を客席とするステージとしても活用でき、様々なイベントで町民の皆様にも親しんでもらえるようなスペースになっています。

時愛という愛称は、地元　中川根中学校の中村春暁さんが考案したもので、町の宝物をいつの時代も愛するとの思いを込めたものです。

鈴木町長は、
「伝統文化の体験の場としても活用し、地域の活性化の拠点にしていきたい。」
また、徳山地区の徳山古典芸能保存会副会長の沢本さんは、
「少子化で伝統芸能の存続が危ぶまれている。伝承を町民全体で支える意識が生まれればうれしい。」と述べています。

川根留学生にも川根の伝統芸能に是非触れてみて欲しいと思います。