講師紹介

樽沢 俊宏

公設民営塾は、『子育て世代の町外流出を止める』『将来の町を担う若者を輩出する』ために設置された官民協同の学習塾で、地方創生の一端を担う事業を全国で展開しています。子育て世代が離れる町は、いずれ衰退していきます。現に私の故郷も今、この問題に直面しています。

混迷の世の中、いかなる社会環境の変化が訪れようと『生きる力=社会に出て活躍する力=誰かのために何かができる力』は、社会から普遍的に必要とされています。勉強ができるようになる・志望校に合格する・・・、これらはとても大切なプロセスですが、ゴール(目的)ではありません。習得した知識をもとに、主体的に創意工夫や状況判断ができなければ、社会のルールの中で、自立した社会生活を送ることさえ困難な時代となってきています。

我々講師陣は日々、子ども達が学業を終えた後の人生も視野に入れながら、選択肢の増加や可能性の拡大に繋がるよう努めています。これからも単なる学習スキルや受験スキルの指導者ではなく、人生の先輩として、生徒一人ひとりの人生に寄り添っていきます。

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大山 敦人

足寄町学習室の大山です。
足寄町は、岩手県と同じくらいの面積をもち、また寒暖の差がとくに厳しい地域です。
そのような足寄町に設立された足寄町学習塾は、当社で最初の公営塾です。
足寄高校生のために開設された公営塾で、多くの生徒が通っています。
また、生徒のみならず、学校の先生や地域の方々など、町ぐるみの応援をいただいております。
公営塾は地域に根差し、生徒一人一人の目標や夢の実現に向けて、力を注いでいます。
また、足寄町や足寄高校と連携をとり情報も共有しています。クオリティの高い授業の提供はもちろんのこと、
観光協会や地域おこし協力隊の活動に参加をして、少しでも足寄町に貢献しようと、日々奮闘しております。
多様性が重視される現代において、子どもたちの目標や夢は無数にあり、また刻々と変化していくものでもあります。
その中で競争がうまれ、本人や親が結果を求めすぎる傾向にあると感じています。
焦らずじっくりと自分を見つめ直す機会が必要とされているのではないでしょうか。
我々公営塾の講師は、広い視野や豊富な経験を基に、塾生の「第二の勉強部屋」として、手助けをしていきたいと思います。

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大川 祐介

青森県の七戸町にて【七戸公営柏葉塾】という公設民営塾を運営しています。
地域で唯一の公立高校【七戸高校】の更なる魅力化のため、2021年10月に開校した新しい公設塾です。
共に働いている職員もみな七戸町に移住してきています。公設塾は一般的な民間学習塾とは違い、
自治体から委託を受けて実施する学習塾です。そのため、各自治体によって目標や求められていることが大きく変わります。
町の教育委員会の方々や有識者の方々、中学校や高校の先生とお話しをする機会も多々あり、町の皆様の協力を得ながら
より良い塾運営ができることを目指しています。
また、町内を移動していると、町民の方々にも声を掛けて頂くことが増えてきました。
このようなことも、民間塾には少ない公設塾ならではの特徴だと感じています。
最近では共に働いている職員の人材育成にも力を入れて取り組んでいます。
今まで経験の無い方でも一から指導していきますので、安心して踏み込んで頂ければと思います。
地域の方との協力で、七戸町の未来をつくるお手伝いをしていきます。

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津嶋 恭平

私はもともと「先生」と呼ばれる立場になりたいと考えており、弊社教育事業部の「自ら考え、行動する人を育てる」という理念に惹かれ門を叩き、「教育を通じて地方に活力を!」という理念を実現したいと思い、行政協同事業部を志望しました。
地方自治体の方々と協力しての「地域おこし事業」なので、期待と責任の大きさを常々感じていますが、民間の塾と違い、地域の皆さま、保護者の皆さま、生徒たちとより身近な関係性を築くことになるので、毎日人に会う事、生徒に会うことが楽しみで仕方ありません。
「人口の減少する」「人口が増加しない」というのは、どちらも何かしらの「魅力」というものがないからです。「人口の減少を防ぐ」「人口の増加を図る」には、「魅力」に感じるものを作る事です。私にできる「魅力」づくりは、自分自身が「魅力」的である事、そして、今いる生徒たち、今後出会う生徒たちが「魅力」的な人物になれるように指導する事だと思っています。
町と学校と手を取り合って、「魅力」的な生徒たちを輩出できるように日々努力していきます。

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中村 隆

川根本町は山々や茶畑、大井川が流れる自然豊かな土地が広がっています。また、SL蒸気機関車が街中を走り、夢の吊り橋や不動の滝など見所がたくさんあります。
そのような自然溢れる中で育っている生徒は、とても素直で明るい生徒たちばかりです。生徒たちは未来に向けて今を頑張ろうとしています。部活動や学校行事で帰宅が遅くなる時でも塾に足を運んで、限りある時間の中で勉強に向かう姿勢を見せてくれます。そして理解したときの喜びを大いに表してくれたときの感動は忘れられないものとなります。
世界情勢と合わせて学校教育も様々変動していきます。学習内容の増加や読解力・考える力の育成などが重要視されています。その変化に対応するためにも学校だけではなく、自治体企業などの連携は必須と考えます。生徒を三者でみることにより一人ひとりに合わせたことをより広く・より深く進めていけるものと思い、川根本町と協働で設立されたこの公営塾は確かな人材育成を行える場として邁進していきます。

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加藤 学

私は現在、玖珠志学塾で講師をしています。玖珠町はたくさんの童話に囲まれた、山あいの穏やかな町です。
私はこの町の子どもたちに「先生」と呼ばれています。子どもたちはみんな素直でいい子ばかりです。
「勉強ができるようになりたい」「わからないことがわかるようになりたい」
「成長したい」「夢を叶えたい」
そんなことを思いながら、子どもたちは塾に来ます。
部活で疲れて眠そうにしている子もいます。晩ご飯を後回しにして少しお腹を空かせている子もいます。
高校が遠くて登下校だけで大変だという子もいます。
それでも子どもたちは前へ進むために、疲れた体で考え、眠い目をこすり、頑張ります。
頑張って頑張って、単語を覚え、公式を理解し、文章を読み取ります。できなかったことが、
少しずつできるようになります。その姿がはとても素晴らしく、そばにいて嬉しくなります。
私の仕事は子どもたちに勉強を教えることです。
教えるときはわかりやすく。問題を解かせるときには、上手くやる気を引き出す。
簡単なようで難しく、難しいようで簡単です。子どもたちが、よりよい未来に行けるように。
そんなことを考えながら、私はこの町で働いています。

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齊藤 菜々

地方では、少子化や人口減少に伴い、ますます地域活性化の必要性が高まってきています。
私たちは、地域の方々と協力し、地域活性化、地方創生の助けとなるよう、サポートしていきます。
私は、公営塾の講師として、行政や各地方の学校と協力をし、地方に住む中学生や高校生の皆様の学習のサポートをしていきます。
日々学習を継続する上で、学習を楽しむこと、喜びを感じることは学習への意欲を持つために必要不可欠であると思います。
学習をする中で、新しいことを一つでも多く身につけ、できなかったことをできるようにし、喜びや達成感を感じてほしいと思います。
日々の学習から学ぶことへの魅力を感じ、中学生や高校生が前向きに学習に取り組めるよう、サポートしていきたいと思います。
そして、高校や大学等を卒業した時、私たちと一緒に学んだことを活かして社会で活躍し、さらに地方を活性化できるような人材育成をできるよう、尽力していきたいと思います。

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水上 雅俊

人の成長は、環境という要因に左右されます。
この地域には塾がないから勉強ができない、スポーツを習う環境がないから運動能力が低いとなってしまうことがあります。
このような環境を変え、都会と同じように、勉強やスポーツをできる環境を整えるために塾の開設やスポーツができる環境づくりを地域の方々と協力して行っています。
どんな場所でも同じような環境を整えることで都会との格差がなくなり、学力や運動能力の向上に繋がっていきます。
環境が整えば地域から離れる人も少なくなり、地域の魅力化に繋がると考えます。
私は講師やスポーツインストラクターとして地方創生のサポートをおこなっています。
より良い環境をもっと多くの地域の人々に利用して頂けるように、今後も地域の更なる魅力化や活性化に貢献できるように尽力します。

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村上 真一

「公営塾とは何だろう?」という疑問から始まり、公営塾のことを知れば知るほど、教育を通して地域の活性化が可能な魅力的な塾であり、公営塾の可能性を感じ、そのような現場に携わりたいと強く思いました。
現代はネット社会と言われ、インターネットやスマートフォンが多く普及しております。
それに伴い、地方と都心の情報格差はあまりなくなってきました。
しかし、地方と都心では人口に違いがあるので、どうしても情報量に差が出てきます。
都心に住んでいないからという理由だけで、やりたいことが制限されるというのは残念なことです。
そういう意味でも公営塾での仕事は非常に大変な部分はありますが、やりがいや責任感のある仕事だと思っています。
私自身、勉強が苦手でしたが、塾の先生の教えにより、勉強が好きになり、成績が上がりました。
そのような経験を多くの生徒にしてもらうために、講師として生徒に勉強をわかりやすく教え、少しでも勉強を好きになってもらいたいと思っています。
今や情報社会になり本当に必要な情報というのが分かりづらくなっています。
今後は必要な情報を取捨選択し、自分の頭で考えることが必要です。
勉強を通して自発的に考えることができる生徒が一人でも多く増えれば嬉しいです。

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藤枝 慎也

「学校の授業のことはすべて忘れたとしても、何か残っているものがあるでしょう。その残っているものが【教育】です。」
元・慶応義塾大学経済学部教授の村田昭治さんの言葉です。私たちが目指す「教育を媒体とした地域創生」を考えるうえで大いに参考になる言葉だと思います。
以前、私は中学校の教員をしていました。都市部ではない立地の学校に勤務することが多かったこともあり、現在、教え子の多くは大学進学や就職を機に故郷を離れているようです。寂しい気持ちもありますが、地元に進学先や就職先がないという現状を考えると、致し方ないことだと思います。
そのような事情で故郷を離れた子どもたちと故郷とを繋ぎとめるものがあるとすればそれは何なのか。私はその一つの答えが冒頭の村田さんの言葉の中に示されているように思います。仮に故郷の学校や公営塾での勉強の内容を忘れてしまったとしても、そこで育んだ思い出や注がれた愛情はきっと胸に残るはずです。育んだ思い出と注がれた愛情は、やがて故郷に対しての愛情へと変わるでしょう。その愛情に動かされ、故郷に戻ってきたいと思う子がきっといるはずです。地元での起業を考える子もいるでしょう。近頃ではふるさと納税といった手段で故郷を応援することもできます。

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新田見 典幸

海と山に囲まれた街で生まれ育ち、都心に近い都市で過ごした後、山と川のまちへ。
住んでいるときは不満ばかりだったけど、別の場所で暮らしてみると懐かしくも恋しくもある。
それぞれに長所や短所なんて無く、あるのは個性や特徴とその見方、見られ方だけだと思います。
都心は暑い、それは海がなく風通しも悪いからだ、と感じたこともあれば、思い返せばそのおかげか虫は少なかったなぁ、というように。
しかしそう思えるのは紛れもなく「そこに居た」という事実があってこそ。
もしその場所に誰もいなくなってしまったら、良いところも悪いところも伝わらないし、なかったことになってしまう。
地方の人口減少はもしかしたら私が思っているよりももっと深刻な問題なのかもしれない。
そして私は地方のために、個性を伸ばす教育に携わりたいと考えるようになりました。
思うに個性や特徴をどう伸ばし、どう見せていくか、というものは人もまちも変わらないのではないでしょうか。むしろ人が住んでいるからこそまちになるのなら、まちの個性というのはそこに暮らしている人の個性でもある。
ならば地方の活性化のために人の個性を育てよう、という結論もおかしなものではないでしょう。
自分や、自分の住んでいるまちの個性を伸ばし、「いいところ」と感じ、長所としてアピールできる。そこにお手伝いが出来るよう、努めて参ります。

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佐藤 昌貴

私は過去に大分と関東で、受験指導を中心とした教育の仕事をしてきました。
地方出身者にとっては悲しいことですが、その中で強く感じたのは、「生徒が得られる学習機会の差が、将来の職業選択にまで大きく影響している」という点です。
交通機関が既に整備され、塾などの学習支援をする施設が整っている都会の方が、今日では学習を通して将来への夢や希望、興味関心を持たせやすいのでしょう。では、これからの地方はどうなのでしょうか?
私たちは今こそ、自分たちのすむ地域にもっと目を向けるべきであると思います。
地元の特長を生かした、都会にはないより実践的で生きた学びを身近に感じることができる。これは、都会にはない故郷の強みの一つだと考えています。
日本人一人一人の故郷とその魅力によって、日本全体までも向上させることができる、ということを私は信じて疑いません。
今年度から大学入試は、暗記量よりも思考力をより重視した「大学入試共通テスト」に移行します。
地方出身の生徒が公営塾によって都会の子と対等の実力で入試を迎えたなら、都会偏重である今の日本のシステムを未来の子ども達はより良いものへと作り変えてくれるのではないでしょうか。

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永井 智

私が小学生低学年の頃はバブル真っ盛り。町も地方も活気がありました。しかし平成の30年間で日本は大きく変わりました。少子高齢化と都市一極化は加速し、地方の小さな小学校や中学校、果ては高校までも閉校しています。私は父の転勤で、地方の小さな小学校や中学校で過ごしていたことがありますが、私の過ごしたいくつかの小学校や中学校も、時流に逆らえず閉校してしまいました。自分が過ごした学校が無くなる、暮らした町が無くなる。日本は今、そんな危機に直面しています。
原因はいくつもありますが、一つに教育の格差があります。経済的な事情で、遠くの進学校や民営の塾へ通うことができない。または高校生になってからやりたいことを見つけたが、時すでに遅く学校の授業に付いていけいない、などの理由で国公立の大学へ進学できないことにあります。私たちが目指すのは「地方の高校からでも、国公立の大学へ進学できる」という、生徒ひとりひとりが希望をもって勉強をできるようにしていくことです。もちろん、大学進学だけではなく、専門学校への進学や就職の支援にも取り組んでいきます。教育格差の是正は収入格差の是正につながります。
時代をつくるのは若い力です。新しい時代「令和」を、再生の時代にするために若い力を育んでいくのが私たちの使命です。

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廣瀬 夏生

官民共同で町の子どもを育てるという公設民営塾の取組みを知った時、新たな教育の形だと驚きました。そんな素敵な教育環境づくりに携わりたいと思い、弊社行政協同事業部を志望しました。
塾講師として勉強を教えることはもちろん、地域の方々から愛情を注がれていることを子どもたちに伝えていくことも、私たち公設民営塾の講師の役割のひとつだと思っています。自治体によって現状や課題は異なります。しかし、どの自治体も子ども達を大切にしていることは共通しています。地域の方々から受けた愛が、子どもたちの自信や誇り、郷土愛を培うと信じています。
地域創生の一環として、子どもだけでなく、地域の方々からも信頼され愛されるような塾づくりに努めてまいります。

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柳谷 正富

2021年10月1日に「びらとり義経塾」へ着任しました。平取町へ来る前は、札幌で学習塾の塾長業務を15年ほど行っておりました。
今回、平取町に移り、初めて中学生・高校生に接した時も、札幌と変わりなく、素直な生徒さんが多く、楽しく授業ができたので、これから都市圏と差がない授業を行い、一人でも多くの生徒さんの希望進路を実現するお手伝いをしていきたいと思います。
また、すぐ近くには豊かな自然や大好きな牧場もたくさんあるので、色々な所にお伺いしていきたいと思います。
最後に初めての地方勤務になりますが、地元の皆さんと一緒に町の教育を盛り上げていけるように尽力していきたいと考えています。

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瀬尾 将太

少子高齢化の急速な進展や都市部への人口集中に問題意識を持ち、教育を通じて地方創生を行う公設民営塾の取り組みに心惹かれ、行政協同事業部を志望しました。
地方創生において将来を担う人材を育成していく教育の果たすべき役割は大きいといえます。
そのために、普段から自主的に考え主体的に学べるよう指導しています。
論語の一節に「これを知る者はこれを好む者に如(し)かず。これを好む者はこれを楽しむ者に如(し)かず。」とあります。あることを知っている人よりも好きな人、好きな人よりも楽しむ人が勝るという意味です。
知らないことを知り、問題が解けるようになる。できる楽しみを共有する。その繰り返しにより、自ら楽しんで学ぶようになる。そうした能動的な学びのサポートをしています。やがてそれが将来を切り開く力になると信じて。

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市川 哲平

私は現在『足寄町学習塾』にて、講師をつとめております。前職では、札幌で指導しておりましたが、縁あってこの足寄の地にお世話になっております。
札幌のような、いわゆる『都会』での日々は、常に時間に追われるような感覚で、ひとりひとりの生徒とじっくり向き合えていたかと問われると、正直なところ自信はありません。しかし、ここでは、生徒の『顔』をよく見ることができます。生徒それぞれが今、何を考え、何を欲しているかが手に取るようにわかり、余裕をもって接することができます。
ここには教育の『原点』があると言っても過言ではないでしょう。教える側と教わる側がともに学び、喜び、成長する。そしてそれを支えるコミュニティの構築は、やはり都会ではなく地方でこそ成しえるのではないでしょうか。
私が地方創生の一翼を担うなどと大それたことは考えておりません。ただ、目の前の生徒ひとりひとりが笑顔になり、ここで学んだことを糧として、社会で大きな花を咲かせられるよう、自分も日々精進していきたいと思います。

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阿比留 絹花

私は、全ての子どもが生まれた環境に左右されず、自分が思い描く人生を生きていける社会を実現したいと考え、教育格差是正のためのアプローチの一つとして公設塾を運営する当事業部を志望しました。
しかし、実際にその地域に移り住み日々子どもたちと関わっていく中で、社会を変えることは自分の目の前の子どもと向き合うことを積み重ねた先にあると気づかされました。
地道な努力が実ったとき、難しい問題に挑戦するとき、学校や部活で疲れているとき、子どもたちは日々、様々な表情を見せます。その子どもたちが何を考え、何を伝えようとしているのか。
子どもたちの言動や学びへの取り組み方を、子どもたちからのかけがえのないメッセージと捉え、目線を合わせ、歩幅を合わせ、一緒に学んでいきたいと考えています。
自分のことを受け止めてくれる存在がいることで、子どもたちは自信や自己肯定感、さらにチャレンジ精神を育むことができます。
私はそのことを胸に、子どもたちに寄り添う「先生」として、日々取り組んでいきます。

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石井 香菜

津別町公設民営塾に勤務しています。道央で生まれ育ち、長く札幌近郊に勤めていましたが、数年前にオホーツクに移住してきました。
小さな町ながらも教育に力を入れ、未来輝く子供たちを町全体で育てている公設民営塾というスタイルを初めて知り驚きました。小さな町だからこそできるこの新たな学びの場に関われることに感謝です。
私はこれまで、たくさんの出会いや様々な経験によって、度々人生観が変わってきました。そしてこれからも、楽しいこと、嬉しい事、辛い事、悲しい事のすべてが、未来の自分に繋がると信じて、この先の出会いを楽しみにしています。
町の未来をつくっていく子供たちとともに成長し、この出会いがたくさんの実りあるものとなるよう全力を尽くします。

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小田嶋 賢伸

私は現在、北海道十勝にある「足寄町学習塾」の講師として、足寄高校の生徒へ学習のサポートをする仕事をしています。
私は北海道出身ですが、大学4年間は沖縄県で過ごしました。北海道に比べ、沖縄県は圧倒的に地域に活力がありました。それは「若い世代」の人口が多いからだと考えています。
「若い世代」の存在が地域に与える影響は計り知れないことを実感したので、「公設民営塾」は地方創生における起死回生の一手であると信じています。経済的な理由、地理的な理由でこれまで塾に通うことができなかった地方の学生にも、都市部に負けない教育サービスを提供することで、地元進学率の維持と向上を狙い、地域の教育魅力化に貢献していきたいです。 
塾というと進学のため…というイメージがあるかもしれませんが、「足寄町学習塾」はそれだけではありません。就職試験対策や学校の定期テスト対策、小中学校の復習に各種検定対策など、様々な進路や要望に応える体制が整っていますのでご安心ください。私たちは皆さんを支えます。教育で地域を盛り上げましょう。

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小池 啓子

「学ぶ」という言葉はとても自発的な感じがしますが、「学ぶ」には「学べる要素」や「学べる環境」が整っている事が条件として必要になります。
そう考えると自分自身が学びたいと思っていても学べないという事態もあるということで、教育を受ける義務が当たり前のようになっている時代が長くても実際は本当に全員同じ様に教育を受ける事が出来る環境が整っているのだろうかという疑問が湧いてきてしまいます。
子供たちは本来どんな事にも挑戦できる力を持っている。それを引き出し助けていくのが周りにいる大人や教師の役目。
公営塾の講師としてそれは重要な役割りですが、その仕事に喜びを感じて日々子どもたちに向き合っていきたいと思います。

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四條 奈津子 カトリーヌ

私は子どもたちの「わからない」を歓迎します。近年の若者は間違えることを恐れる傾向が強いという意見を耳にします。しかし、知らないこと・間違えることは決して恥ずかしいことではありません。
「知らないこと」「間違えること」を見つけることは学びのスタート地点なのです。
私は子どもたちの「わからない」を成長の一過程として受け止め、「わかった!」へ導くことができるよう、子どもたち一人ひとりと日々向き合っています。
そのために何より大切なのが地域との連携です。これは公設民営塾の何よりの強みです。
学校や家庭で子どもたちの様子をヒアリングし、協同して課題の解決を図っていきます。
様々な大人に見守られ、助けられた経験は子どもたちにとって今後の進路を考え、進んでいくための強固な基盤となることでしょう。
将来、子どもたちが自分の成長を振り返り「今度は自分が地域の子どもたちを見守ろう」と感じるような教育環境を作ってまいります。

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外田 直実

近年日本では人口流出によって人口が減り続ける町も珍しいものではなくなってきました。
それは当然、教育の場にも影響を与えています。都市部に高校があり、塾がある。
当たり前のように聞こえますが今の日本では決して当たり前の事とは言えなくなってきているのが事実です。そんな中ご縁があり公設民営塾の講師として働くことになりました。
指導者になる職に就いたのは今回が初めてです。私自身まだまだ手探りではありますが生徒と共に講師として成長していきたいです。
実は私が学生の時、お世辞にも勉強は好きではありませんでした。勉強ができない、苦手というよりは興味が持てなかったのです。きっと同じような生徒も少なくないと思います。
興味なんておおげさな表現になってしまいましたが「そうなんだ!」という気持ちから「じゃあこれはどうなんだろう?」という疑問が生まれれば自ずと学習するきっかけになります。意外と日常にその疑問は散りばめられているものです。
その疑問に生徒が気が付ける様、学習と生徒の架け橋になりたいと思って日々指導しています。

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